来世はアメーバがいい

ホモサピエンス、難易度が高すぎて困っちゃう

前職の人々と食事会をし、連休最終日を悲しんだりした(週末報告)

週末?というか、月曜日はみ出てるけど。

日曜日は、前の会社で派遣されていた派遣先上司のホームパーティにお呼ばれしていました。前の派遣先で一緒だった人々と、少しだけ久しぶりに会った。

なおこの派遣先は大々的なリストラを行っておりまして、上司も一緒に仕事していたほかの人たちもほぼほぼ首を切られたので、一家離散的な感じになってます。残った人もいるんだけれど、人数が半減した部署で仕事をせねばならず、しんどい状況だそうです。職場の空気がお通夜だと言ってました。

まあね、なにせ人数半分にしましたからね。容赦のないリストラであった。ちょうどいまアベンジャーズで「人類が半分になった…」的な話の映画をしていますけれども、まあそんな感じですよ。エンドゲームですよ。世知辛い世の中です。

リストラされたけれど転職に成功した上司は転職先でそこそこ楽しくやっているようでした。よかったです。

 

連休最終日の月曜日は、はかなく消えたGWのお通夜をしていました。いやあ、あっという間の10連休だった。特に何もしていません。

やったことと言えば、黒子のバスケのアニメ3期分75話と魔法使いの嫁1期12話を完走したことくらいでしょうか。黒子のバスケは見ごたえありました。もともとコミックスの方を読んでいたんだけれども、アニメも素敵ですね。きっちり綺麗に終わっているし、好きな作品です。魔法使いの嫁は早く続きが見たいです。アニメ2期ってやってるんです???音楽がとても好みです。お話の内容は、男女逆だったらいいのにな、と思います。美女と野獣ではなくたまには美男と野獣(♀)が見たいですね。ああいう話は、あまり深く考えるとストックホルム症候群じゃないの?と言いたくなってしまうので考えないようにしています。正直なところ、歪みきった恋愛だなと思いますけれども……何であれ子どもを買ってますからね、対等ではない。

そんなことを考えながらアニメを見つつ、あとアメコミも二話ほど翻訳しました。あまりがっつりと時間は取れなくて、思ったより進まなかった。もうちょい訳したかったです。相変わらず私の二次元嫁は可愛い。

 

そんな感じの週末でした。

部屋の片づけがまだ終わってないんだよなぁ。

 

今年に入って推しが四人死んだので、厄年かもしれない。

あるコミックスで3人一気に死に、今日4人目の死を見届けてきました。映画館で。

4人目についてはまだ語りません。映画上映中だし。でも一言だけ言っておくと、こんな結末を望んでいたわけではなかった。Never, never, neverです。当たり前ですけれども!推しに死んでほしいオタクなぞおらんわ!!!!

なんなの今年、厄年なの?厄年って何歳の時ですか?あまり気にせんと生きて来たからよぉ知らんわ。もう死にすぎて心がマヒしてきたわ。涙も出ない。ただひたすらショックです。

二次元作品にショックを受けるたびに思う。私は何をしてるんだろうって。なぜ架空の人の死にここまで心を左右されねばならないのか。心がマジでお通夜なんですけど、推しは架空の人だからご焼香も出来ない。ご遺族の方に香典も渡せない。お花も添えられない。家に仏壇でも作る?と思ったけどそれ哀しみが長引くだけだね。

 

辛いです。

こんなことならば推しを好きにならなければよかった…と思うけれども、作品を心から楽しめたのは好きなキャラがいたからなんですよね。このジレンマよ。

みんな死なないでくれたら一番いいんだけれど、現実世界に死が存在する以上、物語の中にも死は出現してしまうのであって。物語は現実を映す鏡だから。

よしこの世から死をなくそう。みんな永遠に生きよう。

とかいうことを考えてしまうほどに思考が狂っています。

 

私は哀しみと感動に彩られた美しい物語を見たかったんではないんだ、推しが幸せに生きている物語を見たかったんだ…。

関西から帰宅し、日曜日は久々にだらだらした。(週末報告)

土曜日は関西からの移動にほぼ一日を使いました。

GW初日だったから座れるか不安だったけど普通に座れたわ。新幹線。上りは混んでいたけどそこまででもなかった。下りはやばかったです。

帰宅してからは死んだように眠っていました。新幹線でも寝てたけど。

日曜日は久々に何の予定もない休日で、ひたすらだらだらしました。はー尊い。だらだら出来るって尊い。すばらしいですね。

という特に何もしていない週末でした。

私が会社を辞めた理由についてとか、色々。

金曜日が最終出勤日でした。出張先の関西で迎えました。

二週間何をしてたかっていうと、新人社員の研修をしてました。研修資料すらそろっていない状態で30人近くの面倒を見ないといけなくて、研修を作成→翌日講義→次の日の研修を作成…という自転車操業で二週間を乗り切りました。残業時間がやばかったです。10日間の勤務で40時間行きました。わーお。

まあでも新人さんと触れ合うのは楽しかったです。いろんな子がいました。若いってすごいですね。それだけでパワーに満ち溢れている。新人の子たちに伝えたいことは全部伝えられたのでよかったです。

一緒に研修を担当した社員は今回が初めて会う人ばっかりだったんですけど、みんないい人でとても楽しくお仕事出来ました。私が研修資料の作成と講義に慣れているのでそっちはほぼほぼ担当していたんですが、そのおかげで地獄に仏…みたいな扱いを受けました。その代り私は裏仕事には一切かかわらなかったんですけれども。

私が退職するということもあって、なんだか気を使っていただいて、色紙とかもらいました。新人の子たちも二週間だけかかわった先輩に色紙をかけと言われても困っただろうに、それなりに熱いメッセージを書いてくれていて、ホントいい子たちだなぁと思いました。素直でかわいいね。

なんだかんだ、うちの会社にはそういう人が多かったと思います。素直でかわいい。

給与とか、勤務時間とか、そういう部分は決してホワイトとは言えない会社だったけど(残業代は出るけど給与自体が低いし残業時間がえげつない)、少しずつホワイトにしていこうと改革は進んでいるし、会社の社員に対する考え方自体はとてもまっとうでした。そういうところが好きで、給与が低くてもずっと居続けたんですよね。

じゃあなんで辞めるの?続ければよかったんじゃないの?という部分。本当はね、別に辞めたかったわけじゃないんですよね。でも、怖くなってしまって。

社歴が長くなるにつれて、業績を出していくにつれて、私に対して意見を出してくれる人が減っていったんです。どんどん。私が何かを言えば、みんな「それがいいと思います!」っていうし。あと、ほめられることがどんどん増えていって。凄く褒めてくるんですよ、上も下も。あなたがいないと!あなたじゃないと!と言われる。それが、怖くなりました。

なんか、自分がどんどん、増長していくんじゃないかっていうのが怖かった。私は脳の衰えを日々気にしている人間なんですが、前頭葉が衰えて、感情の制御が出来なくなって、人に嫌な思いをさせてしまうのがとても怖いんですよ。ただでさえ歳を重ねていけばそうなっていくのに、今もまさに加齢とともに前頭葉が衰えていっているのに、それを加速させるような環境に身を置くことが恐ろしい。謙虚さを忘れずにいたいのに、謙虚さを奪い取っていくような環境が怖くなりました。

母には「それは自分の力で勝ち取った環境ではないの?」と言われたんですが、私はこういう環境がほしかったわけじゃない。褒められるために、頼りにされるためにやったんじゃないんです。ただ与えられた仕事を、楽しくやるにはどうしたらいいかなって考えて、実行していっただけで。褒められるとか認められるとか、そういうのは副産物的なものでしかなかった。

だから、もう一度、ヒラからやり直したかったんです。

誰も私のことを知らない場所で、誰かの上に立つのではなく、誰かの下に入って、ひたすら学ぶだけの存在になりたかった。

転職の面接では、「部下がいた立場なのに、今更ヒラに戻れる?」と訊かれましたが、それこそが私の求めていたことだったので、めちゃくちゃ頷きました。

もちろん立場が変わることで、忘れていたやりづらさみたいなものが再びやってきて、「昔はよかったな」と思うこともあると思う。だけどそれは、もう一度謙虚さを取り戻す機会が与えられたんだと思って前向きにかんばりたいと思っています。

 

就職氷河期の頃に路頭に迷いかけていた私を拾ってくれて、色々な経験をさせてくれた会社にはとても感謝しています。すごく大変なこともたくさんあったし、頭を抱えたことも何度もあったけれど、でも振り返ってみるといつも楽しかった。面白く仕事が出来ました。そういう会社にいられたことは、とても幸せだったと思います。

次の会社がどういう場所なのか、実際のところは分からないんだけれども、「環境を作るのは自分自身」ということも学んだので、なんとか頑張っていきたいです。

七年間、ありがとうございました!

西から東へ戻り、半日だけ死んだように眠り、仕事して、そしてまた西へ戻った(週末報告)

すでに先週の話なんですが。

関西に出張していて、しかし週末だけ関東での仕事がありまして。出張にさらに出張を重ねるというわけの分からないことをしました。

半日だけお家に帰宅できたんですが、泥のように眠りました。関西出張、鬼のように残業あってさ。あまり眠れていなかったんです。

土曜日につかの間の休息をとったおかげで、日曜日の仕事はつつがなくこなせました。春の全社総会の司会進行をやっていたんですけれども、司会にも関わらず壇上に登る機会が何度かありまして。

私はセルフで「発表者の方、壇上へお願いします」とか「受賞された方、おめでとうございました」とか言わなくちゃいけなくてですね。どんだけセルフプロデュースしてるんだっていう。ちょっとそれが恥ずかしかったです。あ、受賞したのはプロジェクトチームです。一番成果を出したチームが表彰されるシステムになってます。

総会ではサプライズで花束ももらいました。すっごい巨大なやつ。こんなに立派な花束を貰ったのは初めてでたいへんうれしかったんですが…これから帰るの、ホテルなんですよね~~~~っていう。

花束を抱えて、そのまま関西まで飛びました。せわしない週末でした。

 

 

死んだように眠り、ネギを切り、そして西に飛んだ(週末報告)

土曜日は久しぶりの何もない休日で、ここ数日でたまりまくった疲労のおかげで死んだように眠ってました。なんせ前日10㎞くらい歩き回ってましたからね、死ぬほど疲れていた。でもおかげさまで引っ越しに関する手続きはすべて終了しました。はーしんどかった。夕方に起きて、どうしても味噌汁が飲みたくなってネギを買いに行きました。そしてネギを切った。ひたすら切った。ネギだけの味噌汁を作り、残りは冷凍しました。お味噌汁美味しいよね。

日曜日はざっと部屋の片づけ等々をして、新幹線で西に飛びました。そうです月曜から出張なんです。2週間の長期出張。本当は退職まで一か月丸々有休を使うつもりだったんですが、「お前暇なら本社の仕事手伝ってよ」と取締役に言われたので、出張することになりました。「お金…はずむよ?」っていう悪魔のささやきに抗えなかった。引っ越しでかなり散財しましたからね。家電を全部そろえたのですごいお金飛んだ。

そんなわけで私は今関西のホテルにいますが、もう帰りたいです。二週間も休みを放棄して出張って何考えてるんだ私は。新居の片づけだってまだ終わってないのに。誰だよ金に目がくらんで出張を選んだのは。私です。

お家帰りたい。

風呂は穴が空きチャイムも壊れているが、残されていた包丁は無駄に切れ味がいい(新居の話)

駅近徒歩五分、傾斜角度30°近くあるんじゃないか?ってくらいのとんでもなく急な坂道がある築三十年の新居に引っ越しました。築年数が長いのと坂道がネックになっていて、駅近徒歩五分の条件でも家賃は激安の3.5万円管理費コミ。お得物件です。

築三十年といえど中はリフォームされているのでそれなりに綺麗です。

しかし浴槽に穴が空いている。

穴が空いている。

マジかよベイベー。お湯をためようとしたらちょろちょろとその穴からお湯が流れていく。流出する水量以上のお湯を注がなければならぬ。これ小学生の時算数でやりましたね。30Lの水槽があります。毎分3L、蛇口から水を注ぎます。毎分2Lのペースで排水されているとして、水槽が満タンになるには何分かかるでしょうか?小学生の頃は、なぜ注水してるのに同時に排水するんだ、水を溜めたいなら栓を閉めろよ馬鹿じゃねーのと思っていましたが、あの問題は「浴槽に穴が空いていてそこから水が漏れているがお湯を張りたいとき」のためにあるんですね。もちろんあきらめました。今はガムテープ貼って応急処置してます。あと蛇口から水漏れもする。

あとチャイムが壊れてて鳴りません。

来る人来る人(宅配とか業者さんとか)なぜかドアをノックするからなんでだ?と思ったら呼び鈴壊れてやんの。押せど押せど鳴りません。だから私はいつも玄関の方向に耳を澄ませている。そこら中に段ボールの散らかった引っ越し直後の部屋でひとり「耳をすませば」やってる。聖司くんはいません。もちろん雫ちゃんもいないよ。

そんな部屋なんですが、なぜか流し台に包丁が一本残されていまして。

鮮やかな黄色の包丁です。あまりにも明るい黄色をしているから一瞬「子ども用の包丁か?」と思ったのですが、これめっちゃ切れ味良い。めちゃくちゃ切れる。なにこれこわ。指までスパッといきそうこっわ。なにこの包丁何なの?オプションサービス?前の住人の忘れ物?こんなに切れる包丁なのに置いて行っちゃったのか前の人。こんなに鮮やかな黄色の包丁をチョイスするとは、なかなかシャレオツなセンスの人だったんだろうな。管理会社のオプションサービスだった場合は、包丁つける前に浴槽の穴をふさいでおけよと思います。あとチャイムもなおせ。シーリングライトのカバーが割れてるのは見逃してやるから。

引っ越しに伴い以前使用していた調理器具はすべて処分したので、包丁も買おうと思っていたんですがやめました。私はこの黄色い包丁と生きていきます。

浴槽に穴の開いた、チャイムの鳴らないこの部屋で。

 

 あ、引っ越しは無事終了しました。