来世はアメーバがいい

ホモサピエンス、難易度が高すぎて困っちゃう

身内の結婚式に行ってきた(週末報告)

4月1日が月曜日というこの年に、3月31日に挙式するという地獄のようなスケジュールの結婚式に行ってきました。身内で前日が顔合わせだったので泊りで。すごい近い身内の式なので断れなかったんですよね。なお日頃は没交渉でほぼ生き別れに近い状況です。別に不仲なわけではなく単に互いに興味がないだけ。

新郎新婦はアート系の人なので個性的な結婚式でした。色彩が独特だったな。海の見える結婚式会場でとてもきれいだった。晴れていてよかったですね。

私は新郎親族なんですが同じテーブルに新郎上司と新郎友人がぶち込まれていて(私が誰とでも会話できるのでぶち込んでも問題ないだろうという判断だそうです)、初対面の人々と和やかに会話をしてました。新郎はぶっとんだ人なんで関係者もなかなかぶっ飛んでいて面白かったです。一人だけ参加していた新郎友人はコインランドリーで知り合った飲み友達のインド人だそうです。超有名企業にお勤めのITエンジニアだそうで、新郎曰く「結婚式に呼べるようなまともな友人は彼しかいない」とか。相変わらず交友関係がクレイジーだ。高校の体育祭で前歯の溶けた不良たちの裸の背中にマジックで昇り竜を描いていた彼のことを思い出しました。なお高校時代の彼の友人は歯が溶け幻覚を見るような人が多かったですが彼自身はそんなことはなかったですね、一線は超えない人でした。彼は昔からそういう、危険な場所にいてもするするとアクシデントをよけていく器用さがあった。どこでもそれなりに生きていける人です。

しかし彼自身もなかなかのクズであることに変わりはなく、司会の人が「真面目で誠実な新郎さんで・・・」といった瞬間、上司・親戚一同が「それはないな」「どっちかっていうと逆だな」とつぶやいていました。あの瞬間だけ一体感があったね。

新婦さんは新郎のそういうダメなところや後ろ暗い過去もすべて知ったうえでそれでもいいと豪語されている方なのでどうかそのまましっかりと手綱を握っていてほしいと思います。どうぞお幸せに。