来世はアメーバがいい

ホモサピエンス、難易度が高すぎて困っちゃう

GW明けに転職先に初出勤という偉業を成し遂げました。

これは偉業だと思うんですよね。だってとてもつらかったもの。なんとか乗り越えました。

そんなわけで火曜日から転職先に出勤しています。今はまだ教育期間中なのでまともな仕事はしておりません。

前職は900人近い社員を抱える企業に勤めていて*1、社員総会とかもわりと壮観な感じだったんですけれども、転職先は打って変わって20名程度しかいない超小企業です。田舎の工場勤務になりました。

新卒採用とかはしていないので基本的にみなさん中途入社で入られている方ばかりなんですけれども、有名な大企業からの転職者も多くて、田舎小企業の不思議を実感しています。前職で私が派遣されていた企業から転職した人がいてびっくりしました。話を聞いたら、前の派遣先の第一弾リストラでリストラされた方でした…ああ、あの時の…っていう。世間って狭いですね!

 

私が採用された経緯の一つに、アメコミ翻訳とかネット通販とかで趣味で英語を使う機会があるっていうのがあったんですけれども、これがいったい何の役に立つんだ?と思っていたら早速役に立ちました。

日本では売っていない海外製品を買いたいけれど、どこで売ってるかわからない……的な相談がやってきて、Amazonで検索したらちょちょいのちょいで見つかったんですけれども、新しい職場の方々はネット通販とか一切しないらしくて。なんやかんや私が購入手続きすることになりそうです。

AmazonUSAのアカウントも持ってるんで今後そっちで買うことも出来ますよ、という話をしたらとても喜ばれたのでよかったです。つってもAmazonUSA、日本発送できる商品はかなり限られているんですけれども…。Ebayも使えるけど、個人セラーが多いからあんまり信用が出来ないんですよね、ショップならまだよいんですけれども。

なんつってもすごいちっさい会社なんで購買システムとかないんですよね。自力で見つけて発注せねばならぬ。大学の研究室に似てて楽しいです。

 

そういえば、小さい企業だし、癖が強かったらどうしよう…怖い人がいたらどうしよう…とびくびくしていたんですけれどもそんなことはなかった。むしろめちゃくちゃ穏やかな人が多くて。

運がよかったのかな?と思ったんですけれども、新上司にお話を聞いたところ、数年前事業縮小した折にリストラをしていて、その時「癖のある人は全員切った」とのことで…その結果、穏やかで素直な人が残ったそうです。人為的淘汰の結果でした。

新上司は群を抜いて穏やかな人です。穏やかっていうか、たぶん怒れない人なんだろうなと思います。注意するときも「だめじゃ~んwww」って笑いが入っている。……すっごい私と同じタイプだ。私も怒れません。だめじゃ~んwwってよく言ってしまう。でもこれって怒れないだけで、ミスはミスなので、上司の怒れなさに甘えないように気を付けたいです。

 

ちなみに私はもう良い年なんですけれども、職場の人が全員私より年上のため、ここにきて再び「若い子」扱いをされるというよく分からない状態になっています。年齢って相対的なんですよね……。でも、今後こういうことは増えていくのかもしれないと思いました。なにせ若い人の数はどんどん減っていて、職場も高齢化がガンガン進んでいくから。昔なら中堅と言われていた年齢の人々も、「若い子」扱いされていくのかなと思ったり。

とりあえず、早く戦力になれるようにかんばります。

*1:つっても派遣会社なんで、日ごろはみんなバラバラの企業に出向してるんですけど